レジストリの永続化~RAM-Based の場合RAM-Based レジストリの永続化に関する補足

WinCE 6.0 用 UVC ドライバとアップデータ

2011/08/03 koga

WinCE 6.0 用の UVC (USB Video Class) ドライバを、Microsoft Download Center から入手できます。次のページです:

 Windows Embedded CE 6.0 USB Camera Driver
 http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=19512

このドライバは、WinCE 6.0 の Camera Driver Interface に対応した UVC ドライバであり、このドライバを OS イメージへ組み込むことにより、DirectShow の Video Capture Filter を使って UVC カメラから映像や静止画をキャプチャできるようになります。Camera Driver Interface と Video Capture Filter については、リファレンスの次のページをご覧ください。

 http://msdn.microsoft.com/en-US/library/ee486313(v=WinEmbedded.60).aspx (Camera Driver Interface)
 http://msdn.microsoft.com/en-US/library/ee494400(v=WinEmbedded.60).aspx (Video Capture Filter)

さて、上記の UVC ドライバをインストールしてビルドした際、もしかすると、次のようなコンパイルエラーが起きて、ビルドに失敗するかも知れません。

 error C3892: ‘g_wszPinDeviceNames’ : you cannot assign to a variable that is const

もし、このようなコンパイルエラーが起きた場合には、WinCE 6.0 のアップデータを適用して下さい。WinCE 6.0 R3 までをインストールしていらっしゃる場合、2010/12/31 までのアップデータを集積した Cumulative Product Update Rollup Package を適用して下さい:

 Windows Embedded CE 6.0 Cumulative Product Update Rollup Package (through 12/31/2010)
 http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=1127

この集積アップデートのうち、上に示したコンパイルエラーに関係するのは、090930_KBSOURCE のソースコード修正に含まれる
 public\common\oak\drivers\capture\camera\layered\inc\camerapddprops.h
です。修正前の camerapddprops.h では、変数 g_wszPinDeviceNames の宣言が const 修飾されており、そのために、コンパイルエラーが発生します。

WinCE 6.0 R3 のインストールが未だであれば、このアップデータを適用する前に、R3 までをインストールして下さい。このページの “System requirements” に記載されていますが、WinCE 6.0 R3 までのインストール順序は、次の通りです:

 1. Visual Studio 2005
 2. Visual Studio 2005 Service Pack 1
 3. Visual Studio 2005 Service Pack 1 Update for Windows Vista (※Windows Vista および、それ以降の OS をお使いの場合)
 4. Windows Embedded CE 6.0 Platform Builder
 5. Windows Embedded CE 6.0 SP1
 6. Windows Embedded CE 6.0 R2
 7. Windows Embedded CE 6.0 R3

なお、僕は2009年2月に、この UVC ドライバを一度評価したことがあるのですが、その時の環境では(WinCE 6.0 R2 だったはずです)、上記のコンパイルエラーは、起きていませんでした。なぜ、WinCE 6.0 R3 でコンパイルエラーが起きるようになったのか、原因は不明です。ここでは、その解決策(アップデータの適用)だけを記しておきます。

ところで、Video Capture Filter を使ったキャプチャ処理のやり方については、
 %_WINCEROOT%/PRIVATE/TEST/MULTIMEDIA/DIRECTX/DSHOW/CAMERA/
配下のソースコードが参考になるでしょう。ただし、このソースコードは、PRIVATE/ ディレクトリ配下の Shared Source code です。使用例として読み、参考にするにとどまらず、もしソースコードの再利用をお考えの場合には、ライセンス条件をご確認下さい。

Entry Filed under: 付属機能の使い方, 開発環境

1 Comment Add your own

  • 1. Xaria  |  8月 13th, 2011 at 22:37

    This aritlce achieved exactly what I wanted it to achieve.

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